NPO新人スタッフ研修を受講してきました!【スタッフ村上】
みなさん、こんにちは。スタッフ村上です(^^)
7月2日、オンライン開催の『OJTだけでは身に付かない!NPO基礎力が育つ「新任スタッフ研修」』を受講してきました。代表の山田から紹介があったので、手を挙げて参加してきました!
せっかくなので今回は、こちらの研修の簡単な内容と感じたことなどつらつらと話していきたいと思います。
「NPO研修ってどんなことを学ぶの?」「NPOで働く、って一般企業で働くこととどう違うの?」と疑問に思われる方は、ぜひ最後までお付き合いいただけるとうれしいです。
学んだこと①「自分のキャリアを自分でデザインする」重要さ
終身雇用がなくなり、一般企業に務める会社員の方にももはや必要な観点ではあると思うのですが…NPOで働く私たちはより強く意識していかなければいけない…そんなことを改めて気付かされました。
なぜか、それはNPOには以下の特徴があるからです。
- ビジネスパーソンとしてロールモデルの種類と数が少ない
- 仕事の自由度が高く、幅を広げる余地がたくさんある
- 個人を成長させる研修などの機会が少ない
- 事業規模とともに組織を拡大させるとは限らない
…などです。
そもそもNPOは「課題解決」を主として存在していることが多いため、企業のように何十年と組織が続くことが素晴らしいかと言われればそうではない、と捉えることができるのだそう。何十年とその組織が続き、拡大していくことは見方を変えれば、「何十年とその課題解決ができていない」とも見れるから。
そう考えると、私たちが今のNPOで働き続けられる保証はどこにもありません(今や一般企業も同じだと思いますが…)。
というよりも、課題解決をきちんと終え、このNPOが解散してくれることがゴールとすら言える…。
もちろん、社会課題は完全になくなることはないし、そこにNPOが存在し続け、支え続けるのが大切な面もありますが、圧倒的に一般企業とはゴールや目的が違うのです。それゆえに、自分のキャリアを自分でデザインすることが重要だということでした。
どうやって働いていきたいのか、どんなことに関わっていきたいのか、どんなキャリアを積みたいか・積むべきか…日々の目の前の業務だけではなく、時々立ち止まって見つめ直すことが必要だなと改めて感じました。
学んだこと②報連相は「タイミングを考え自分から積極的に」
報連相って社会人の基本的なマナーとして知られていますが、皆さんはどのタイミングでどのくらい報告・連絡・相談していますか?
- タスクを任せられたタイミングで、その内容や進め方について相談する。
- タスクを終えたらそのことを上司に報告する。
特に意識もせず、仕事をしているとこういう流れが多いのではないでしょうか?(あくまで村上のイメージです。笑)簡単なタスクならいいですが、中長期的なものであればこれだと不十分なのですよね。
心地よい仕事の進め方は個人差もあるので、一概には言えないと思いますが、タイミングや働きかける内容を増やしたり、工夫したりできます。
私、村上は以下のタイミングでこまめに報連相できたらもっと働きやすくなるかも、と思いました。
- タスクを任せられたタイミングで、その内容や進め方について不明点を質問・相談する。
- 大まかにタスクの全体像を完成させ、それをもとに意見を聞いてみる(大まかな方向性の修正)。
- 進行途中に気になったことや疑問点はその都度聞く。
- タスクを終えたらそのことを上司に報告する。
ひとつのタスクに限って言えば、こんなものでしょうか。他にも日常業務の中で報連相できるタイミングはたくさんあるので、活用していきます。
- スタッフ定期ミーティングで報告・連絡・相談
- 改善すべき点を見つけた時
- 何かについて勉強したい時にどんな方法があるか・おすすめの本などアドバイスをもらう
- 企画書など思いついたことを積極的に提案して相談
私は社会人としてもNPOのいちスタッフとしてもまだまだ未熟なので、日々勉強です。
報連相するのは当たり前だと思うからこそ、なんとなくで働きかけていることも多い気がしています。報連相で自分が働きやすくなるのもそうですが、組織全体として捉えた時に周りを巻き込んだり、進捗を周りに知ってもらうことも大切…。研修を通じてそんなことを感じました。
NPOで働いていると、ぽんっと大きな業務を任せられることもあるといいます。そういった場合の対応ができるようになるためにも、当たり前だと思うことこそ疑って、よりよくしていきたいと感じました。
学んだこと③タスク管理は「いちいち頭を悩ませない」
仕事に取り掛かっている中、「これってどうしたらいいだろう…」「やり方がわからない…」など頭を悩ませることってありませんか?私はわりとやってしまうタイプでした…。
一番ベストなのは、「何かに取り組む前に頭を悩ませる段階は全て終わらせておく」ということだそう。
- どのように取り組むか
- どのように進めていくか
- わからないことはないか
- 不安要素はないか
など…作業中に頭を悩ませそうなことは一旦紙などにアウトプットして、実行前に全て終わらせておきます。いちいち頭を悩ませることがなくなるので、作業中に手を止めることがなくなります。実行段階に入ってしまえばあとはやるだけ、なのです。
個人的には、作業中に「こうしたらもっとよくなりそう」という思考が入ったり、「これはどのツールを使えばいいのだろう…」と悩むことが多々あったので今後は意識していきたいです。
基本を体系的に知ることができた新人研修
今回は『OJTだけでは身に付かない!NPO基礎力が育つ「新任スタッフ研修」』の振り返りをしてみました。基本的なことを体系的に知ることができたので、しっかりと今後に生かしていきたいと思います。
マチノテで働くスタッフは表向きはカフェスタッフだと思いますが、それだけではありません。地域に関われるイベントを開催したり、知りたいことを学べる環境があると感じます。今回の研修もその一例です。
地域に関わることに興味がある方は、ぜひマチノテスタッフに募集してみてください!
では、今回はこの辺で。スタッフ村上でした!
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