「グリーンブック」〜田部田が北林さんから薦められた映画〜
こんにちは、マチノテスタッフ田部田です。
アイキャッチは先日、日中ずっと箱から出てこなかった愛猫。
カメラロールが相変わらずニャンズの写真でいっぱいです。
さてさて、スタッフ同士で映画をすすめあうシリーズ第二弾!
今回は、私が北林さんに薦めてもらった映画「グリーンブック」です。
偶然にも同時期に友人にも薦められて、観ようとは思いつつ結構後回しにしがちなので、
本当、ありがたいタイミングで薦めてもらったと思います。
1962年が舞台、実話をもとにしたおじさん2人のロードムービー。
オシャレで音楽も良いので、心地いい映画です。
そして、ケンタッキーが食べたくなりました!
これから観る人もいると思うので、ネタバレにならない程度に背景を説明したいのですが、
まずタイトルのグリーンブックとは
「1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。」(公式HPより)
あの、わかりやすくていいタイトルだと思いますが、結構映画ではさらりと流されていたような気もして。
60年代のアメリカは、南部はもちろんのこと、まだ人種差別が苛烈で、アメリカ南部では特にグリーンブックなしでの旅行は最悪死ぬかもしれないという、黒人にとって重要アイテムでした。
このグリーンブックを作っていたのは、元郵便局員です。
そして、フライドチキン。
アメリカにおけるフライドチキンの起源はアメリカ合衆国南部の黒人奴隷のソウルフードにある。(略)歴史的には20世紀中ごろまで、アメリカでフライドチキンは「南部の黒人の好物」として偏見の目で見られ、白人富裕層は食べることはなかった。(Wikipediaより)
白人が捨ててしまう骨つきの部分を、黒人奴隷が揚げたことが由来なんですね。
黒人の奴隷時代を象徴した食べ物でもありますが、とにかく無性に食べたくなりました。
映画が素敵だったから!
たくさん泣いて、笑って、憤りもしながら鑑賞しました。
差別心とはどこからうまれるのだろうと考えながら。
実話がもとになっているので、こんな2人がいたという、私も「こうでありたい」と思わせてくれる映画でした。
「さみしいときは自分から手をうつ。」
鑑賞中にメモしました。
このコロナ禍で薦めてもらったのも、ぬくもりを感じます。
まあもう、涙腺崩壊…
身近な誰かと、何かと、関わり合い、知っていきたいなと改めて思いました。
北林さんから私へ、私からもみなさまへ、観て欲しい一作です。
感想言い合いながらケンタッキー食べたいな…w
おすすめ映画があったら教えてください。
録画ドラマとアニメタスクがたまっていて、このところ映画が疎かになりがちな田部田です。
また更新します!
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