マチノテスタッフ村上の「高校生の頃の夢と今の夢」
こんにちは。スタッフ村上です。
現在、マチノテは臨時休業中ですが、マチノテスタッフ持ち回りでブログを更新しています。
今回のブログテーマは「学生の時に抱いていた夢と、今の夢」。
スタッフ北林さんのブログはこちらから。「スナックがけっぷち」が素敵です^^
学生の頃って、進路相談のたびに「何になりたいの?」「将来の夢は?」とか聞かれていた記憶があります。
当時はその言葉から「何かにならなければといけないのだ」とプレッシャーのようなものも感じていましたし、目標がある人がかっこいいなと思っていた(それも刷り込まれたもの?!)ので、「何になりたいのか」を必死に考えていましたね。
私の「学生の時に抱いていた夢と、今の夢」がどの程度、参考になるかわかりませんが、学生さんが将来を考える1つの材料になってくれたら、幸いです。
高校生の頃の夢「子育てするお母さんやお父さんに関わる仕事がしたい」
私の高校生の頃の夢というと大袈裟なのですが、やりたいと思っていたことは「子育てするお母さんやお父さんに関わる、助けになるような仕事がしたい」です。
というのも、あまり詳しくは話しませんが、家庭環境で辛い経験をすることが多くて、苦労する親を見てきたからでした。
子どもながらに「お母さんの近くに相談相手や理解者がいれば、何か変わったのではないか」という思いがありました。
社会問題、どんなことも自分がいつ当事者になるか分からないし、絶対加害者にならないとも言えないと思っています。
「私は絶対そんなことしないねー」なんて他人事で話す人ほど、危ないと私は思っています。笑(個人の意見です)
私は自分の経験から自分にできることは何かを考え、子育てする人を支えるような仕事がしたいと思うようになりました。
それを担任の先生に伝えても、「じゃあ、何になりたいの?」「それって何になりたいってこと?」と言われ、「そんなのわかんないよ!!!今、結論出せないよ!!」と内心イライラしたのを覚えています。
大人になった今「将来の夢」について思うこと
「何になりたいか」よりも「何をしたいか」「何が得意か」「やってみたいことは何か」…そういったことを考えてみる方が有意義かなと大人になってみて思います。大学や専門学校、これからする経験を経てみないと結論を出せないことも多いからです。
大学生になれば、中学や高校の頃とはまた違う経験をし、知らなかった価値観に触れる機会は増えます。経験の中で自分の向き不向きがわかってくることも多い。「〇〇になりたい」という強い思いや憧れがあるのであれば、早いうちからその選択に進んでいけばいいですが、そんなに焦らなくてもいいかなというのが、個人の感想です。
ただ、自分のしてみたいことには、思い切って挑戦してみたり、勉強してみるのはいいと思います!経験することで、選択肢が狭まったり、広がったりする気がします。
私が高校生の頃、先生に「何になりたいの?」と聞かれてイライラしたのは、「何になるのかを決めなければいけない」と押しつけられた気がしたからなのかなと、今振り返って思います。
今を楽しんで、たくさんのことを経験して、今興味のあることにチャレンジしてみることが大事かなーと今になって感じます。
私は歌うのが大好きだったので、学生時代にはライブハウスで歌ったり、ボイトレに通ったり、したいことに思い切りチャレンジしましたよ!!
↓当時の動画を貼ってみます。音楽仲間と遊びながら撮った動画です。
好きなことに全力で取り組む時間や経験も自分の財産になるかもしれませんね!!
今の夢は「マチノテが誰かの居場所になる」手助けをすること
ありがたいことに今私は人に恵まれ、充実した毎日を送っているのですが、学校でいじめにあったり、家庭環境で悩んだり、体調を崩したり、仕事でつまづいたり(これは今も勉強中…笑)、などちょっと人よりつまづいた経験が多いかもしれません。
同じような経験をしている人に話をするだけで楽になれることがあると思うので、「話を聞いてほしい」という方が気軽にふらっとマチノテを利用してくれるようになったらいいな、と思っています。もちろん、話したくない方も第3の居場所としてマチノテを使ってくれたらうれしいです。
学校や会社、家庭で「しんどいな」と思うときに、その他の居場所があると思えると、少し心が楽になると思うのですよねー。
その問題に触れずとも、「一緒に好きなことを楽しむ時間」や「何気ないことを話す時間」が心を落ち着けてくれる気がします。
↓マチノテを運営する代表も「マチノテをこういう場所にしたい」と語っています。
コムラボ 10周年対談(4) マチノテは「地域の余白」を作る場所
今の私の夢は、そういった居場所を作る一助となることです!
マチノテが皆さんの温かい居場所になるといいなー。
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